明日の漁業築く今日の資源管理 伊豆諸島漁海況月報 |
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No.13 平成11年4月1日〜4月30日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
●海況 |
●概況 黒潮本流は、九州東岸から潮岬にかけて接岸傾向で流れていたが、下旬に都井岬沖で小蛇行し、離岸傾向が見られた。足摺岬から潮岬にかけては引き続き接岸していた。 遠州灘から伊豆諸島海域にかけては、黒潮は緩やかに蛇行し、上〜中旬には青ヶ島付近を通り、中旬後半にはやや北上し、下旬には八丈島南を通った。 房総半島沖では、上旬には141°E付近を北上していたが、中旬に離岸傾向が現れ、以降、大きく離岸した。 黒潮本流の表面水温は、八丈島付近で、月前半には20℃、月後半には22℃であった。 ●各島沿岸水温 上旬は、伊豆諸島海域全域で、15〜17℃であった。中旬以降黒潮が北上し、下旬には黒潮流路に入った八丈島では水温が上昇し、八丈島西〜三宅島西の海域に18〜21℃の黒潮系水の波及が見られるようになったが、大島〜三宅島北方の海域では引き続き15〜16℃台で推移した。 月平均水温は、大島〜三宅島の各島では、平年に比べて約3℃低く、八丈島では下旬に水温が上昇したが、上旬の低水温のために平年水温に達しなかった。 |
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●4月の平均・旬平均定置水温(℃)
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