人と海管理が奏でるハーモニー 伊豆諸島漁海況月報 |
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| No.33 平成12年12月1日〜12月31日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
●海 況 |
●概 況 黒潮は、九州東岸〜潮岬沖にかけては、潮岬沖で月初めにやや離岸していたが、概ね接岸傾向で流れた。 上旬、遠州灘沖で32°N付近まで緩やかに蛇行した黒潮は八丈島の南を北東に向かっていたが、その蛇行は徐々に南東方向に移動し、下旬には（石廊埼沖31°付近に達し、スミス島付近で向きを変えて、伊豆諸島海域をS字状に北上し、八丈島の西を経て、中旬以降は三宅島付近を通り、房総半島沖へ向かった。 房総半島沖の黒潮は、上〜中旬はやや接岸、下旬は接岸して流れた。 潮流軸の表面水温は、月前半は八丈島付近で23℃、後半は三宅島・八丈島付近で21〜22℃であった。 上旬には御蔵島東沖から同島の南に23℃台、中旬には南方から新島付近まで22℃台、下句には銭州方向から遠州灘沖に20℃台の黒潮系水が波及した。 伊豆諸島海域は大島近海を除き、概ね黒潮の影響下にあった。 ●各島沿岸水温 大島は平年並みであったが、新島・式根島・神津島では、黒潮系水の波及により1〜1.8℃、八丈島では黒潮の接近・通過により1℃それぞれ平年水温を上回り、御蔵島も八丈島を上回る水温であった。 三宅島は全島避難中のため欠測。 |
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| ●12月の平均・旬平均定置水温（℃）（平年：'90-'99） | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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