資源管理 情報公開 適正漁獲 伊豆諸島漁海況月報 |
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| Ｎｏ．１６ 平成１１年７月１日〜７月３１日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
●海況
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●概況 黒潮本流は、九州東岸（都井岬）〜足摺岬〜潮岬にかけて接岸して流れ、遠州灘沖33°20'N付近を東方へ直進した。 伊豆諸島海域に達した黒潮は、中旬には一時的に御蔵島付近まで北上したが、概ね八丈島と御蔵島の間を通り、房総半島沖へ向かった。 房総半島沖では、黒潮は、月初めには離岸傾向であったが、やがて南東沖へ大きく離岸して流れ、月末には距岸10〜30海里まで接岸した。 伊豆諸島北部海域では、上〜中旬には、三宅島東方海域に低水温域が広がり、西方海域には御蔵島付近から新島方向へ黒潮系水が波及していた。中旬以降、黒潮系水が広く波及したが、大島周辺には、22〜23℃台の低水温域が分布した。 黒潮本流の表面水温は、八丈島付近で、前半には25℃であったが、後半には28℃に上昇した。 ●各島沿岸水温 各島とも昇温しているが、月間の最高・最低の水温差は、大島3.9℃、新島・式根島・神津島・三宅島各島5.8〜7.5℃、八丈島3.1〜3.2℃であった。 大島は下旬の冷水域の影響で水温上昇幅が小さく、変動幅も小さかった。八丈島は常に黒潮の南に位置し、変動幅も小さく、高水温で経過した。黒潮系水の出入りのあった他の各島は、中〜下旬に昇温し、水温変動が激しかった。 |
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| ●７月の平均・旬平均定置水温（℃） | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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