全員が主役を担う資源管理 伊豆諸島漁海況月報 |
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| No.28 平成12年7月1日〜7月31日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
●海況 |
●概況 上旬、潮岬に接岸して流れた黒潮は、青ケ島の南を通り、伊豆諸島の東沖(141°E)を北〜北東へ向かい、房総半島を離岸して流れた。後半には、銭州付近まで、南西方向から25℃台の黒潮系水が流入した。 中旬は、黒潮の蛇行は伊豆諸島海域でやや発達し、引き続き、青ケ島の南を通り、北東方向へ向かい、御前埼沖の黒潮流域から熊野灘沿岸に向かって26℃台の黒潮系水が波及し、八丈島付近は21℃台の冷水域が分布した。 下旬には、黒潮は、御前埼沖で32°N付近まで南下し、伊豆諸島海域での蛇行は、明神礁付近まで達したが、その後は、八丈島〜青ケ島間を通り、141°30′〜142°30′Eを北上した。 房総半島沖の黒潮は、離岸し、特に月末には大きく離岸して流れた。 ●各島沿岸水温 北部海域では、上〜中旬には、低水温で経過していたが、下旬には、黒潮系水が波及し、水温は上昇し、最高水温は、大島23.1℃・式根島25.2℃・神津島24.5℃・三宅島阿古では26.5℃を示した。 八丈島は、低水温で経過していたが、下旬後半には25〜26℃台べ回復した。 平均水温は、大島は概ね平年並であったが、新島〜三宅島では約1℃、八丈島では2℃低くなった。 |
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| ●7月の平均・旬平均定置水温（℃） | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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