敲き合う議論が生み出す管理策 伊豆諸島漁海況月報 |
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No.18 平成11年9月1日〜9月30日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
●海況 |
●概況 黒潮は九州東岸から四国沖にかけて離岸して流れ、上句には、潮岬に接岸した黒潮は、遠州灘沖の33°30′〜40′を東へ進み、三宅島付近を東北東へ流れ、房総半島沖をやや離岸して北北東へ向かった。 中旬に入ると、遠州灘沖の黒潮は、御前埼沖の冷水域を迂回する型で、緩やかに蛇行し、石廊埼沖を北上し、神津島・三宅島付近から東へ向かい、房総半島沖を東北東へ流れた。 以降、下旬にかけて、遠州灘を蛇行した黒潮は北上位置を列島線の西側から徐々に東側に移し、三宅島〜八丈島の間を通り、東経140°線の東側を北上し、房総半島に接岸して流れた。 黒潮本流の海面水温は伊豆諸島海域で28〜29℃であった。 ●各島沿岸水温 各島共、黒潮の影響により、高水温で経過した。 大島では、中旬に出現した小規模な冷水域により、一時的に降温した。新島・式根島・神津島では、中旬に黒潮の接近により昇温した。 三宅島では、上〜中旬は黒潮流域にあり高水温であったが、下旬に黒潮は東へ移動し、降温した。 八丈島では、常に黒潮流域またはその南に位置し、高温で経過した。 |
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●9月の平均・旬平均定置水温 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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('89-'99) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||