旬魚探訪
「地魚かまぼこ」を食べよう
 前号で紹介した、「東京愛ランド」ショップには、他にもたくさん紹介したい商品がある。その中で、三宅島で獲れた魚を使って作った「地魚かまぼこ」(写真1)を、今回は取り上げたい。
 店頭には、3種類あり、何も入っていないプレーンと、明日葉入り、タマネギ入りの3タイプ。そして、この原料となるのは、毎朝、三宅島の定置網に入った新鮮な魚(ムロアジ類)である。この「かまぼこ」は、島の漁業協同組合と東京都蒲鉾水産加工業協同組合(東蒲組合)が協力して、開発した商品だそうだ。
 食べ方は、無論そのまま焼いて食べるもよし・・・ちなみに我が家では、この「かまぼこ」に衣をつけ天ぷらにした後、天丼風(写真2)にして食べたが、なかなか美味しかったので、みなさんも試して欲しい。
 お店で聞いたが「現在は、三宅島で原料が調達できないので、近隣の島の魚を使って作っている」とのことであった。
 最後に、三宅島は2000年7月の噴火以来、人々は島を離れ不自由な生活を強いられていますが、1日も早い島民の方々の帰島と、島の復興が図られることを願って止みません。

写真.1

写真.2

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